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人間はこんなに遠くまで飛べるのか|人類の史上最長記録を更新した小林陵侑|Red Bullがドキュメンタリー映像として大公開


© Red Bull Media House

 

動画の7:15の部分からだけで伝わる凄さ

スキージャンプの小林陵侑が人類の史上最長記録291mを記録
 

スキージャンプのレッドブル・アスリート、小林陵侑が2024年4月24日、アイスランド北部アークレイリにあるフリィザルフィヤットル・スキーリゾートの雪山に特設されたスキージャンプ台で史上最長の記録を更新した。
※Red Bull調べ・現地で専門家による計測を行った結果。

彼は驚異の飛距離291m、滞空時間8秒という人間の限界を超えたチャレンジを達成。

この快挙は世界中のテレビやスポーツメディアで速報され、話題を呼んだ。その舞台裏をレッドブルがドキュメンタリー映像として大公開。
 

Phot by Dominik Angerer : Red Bull Content Pool

 

アイスランドの雪山で前人未到のチャレンジをレッドブルがサポート
 

今回、小林陵侑のヘルメットには、ストリートファッション界をリードする藤原ヒロシのデザインプロジェクト「フラグメント(fragment design)」による特別なデザインが施されている。

このデザインについて藤原ヒロシ氏は「小林くんから今回のチャレンジについて聞いたとき、とても面白そうだと感じました。一緒に仕事ができて光栄ですし、応援しています」とコメント。

この映像は、スポーツだけでなくファッション界をもリードする小林陵侑の挑戦と成果を記録し、多くの人々にインスピレーションを与えることだろう。

また、ハイスペックなドローンカメラによる迫力のある映像も注目だ。

 
【映像】小林陵侑、世界最跳スキージャンプ

 

Phot by Red Bull Content Pool

Phot by Predrag Vuckovic : Red Bull Content Pool

 

人間の限界を越えた小林陵侑のチャレンジ
 

スキージャンプ史上の最長飛距離は、2017年にオーストリアのステファン・クラフトが記録した253.5mだ。この偉大な記録を37.5mも上回る小林陵侑の大ジャンプは、どれほどのチャレンジだったのかを理解するには、ジャンプ台の高さをイメージすると良い。

その高さはなんと360mだ。フランスのランドマークであるエッフェル塔の高さが330mであることを考えると、小林陵侑のスタート地点はエッフェル塔の頂点以上に位置している。

この事実からも、彼が直面したプレッシャーの壮絶さを少しでも理解できるのではないだろうか。

 

 

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PROJECT DETAIL
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PROJECT NAME:
RYOYU’S WORLD RECORD JUMP
小林陵侑、命懸けの世界最跳スキージャンプ

実施日:
2024年4月23日 – 24日

場所:
アイスランド・アークレイリのフリィザルフィヤットル・スキーリゾート内の雪山

内容:
小林陵侑(スキージャンパー、レッドブル・アスリート)がアイスランド・アークレイリの特設ジャンプ台を使用し、世界記録更新のスキージャンプにチャレンジ

結果:
これまでの世界記録253.5mを超える、291mを飛び世界新記録を更新

プロジェクトページ:
https://www.redbull.com/jp-ja/projects/ryoyus-world-record-jump

ドキュメンタリー映像:
https://win.gs/SkiJumpWR

プロジェクトパートナー:プラダ リネア・ロッサ
プロジェクトサポート:RANGE ROVER SPORT
 


 
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PROFILE
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小林陵侑(こばやし りょうゆう)

岩手県八幡平市出身、1996年11月8日生まれ(27歳)
本格的にジャンプを始めたのは小学校3年から。高校までは複合とジャンプに出場していたが、2015年4月土屋ホームに入社と同時にジャンプに転向。2016年1月24日にポーランドのザコパネでワールドカップデビュー、7位に入り初戦でポイントを獲得。2018年2月平昌オリンピックでは日本人最高位のノーマルヒル7位、ラージヒルで10位。2018年11月ワールドカップ、ルカ大会(フィンランド)でワールドカップ初優勝、同年12月30日~2019年1月6日のジャンプ週間では史上3人目、日本人初となるグランドスラムを達成。

2018-2019シーズン初優勝から通算13勝をあげ、日本人初となる総合優勝を果たした。2021-2022シーズンのジャンプ週間では3連勝するも全勝は逃し、グランドスラムとはならなかったが自身2度目のジャンプ週間総合優勝を果たす。2022年2月北京オリンピックでノーマルヒル金メダルとラージヒル銀メダルの2つのメダルを獲得。2022年3月FISスキージャンプワールドカップ2021-2022シーズンでは自身2度目の総合優勝を果たす。2022-2023シーズンには史上7人目となるFISスキージャンプW杯通算30勝を達成。
プロスキージャンパーとして臨んだ最初の2023-24シーズンは更にW杯2勝を積み上げ、表彰台15回の安定した成績を残し、個人総合ランク2位の好成績を納めた。6年連続W杯個人総合ランク5位以内は史上初の快挙。