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全ラインナップとタイムテーブルが公開|カナダ・モントリオール発祥|デジタルアートの祭典 MUTEK.JP 2019

 

カナダ・モントリオール発祥のオーディオヴィジュアルアートと電子音楽の芸術フェスティバルMUTEK.JPが、いよいよ1211日(水)~15日(日)まで渋谷各所にて開催される。全ラインナップとタイムテーブルも公開された。

日本で回目を迎えるMUTEK.JPは、今年もデジタルアートの可能性を探求する日本と世界のアーティストが一挙集結。

独創的かつ革新的なオーディオビジュアルライブカンファレンスワークショップエキシビジョンなどをお届けする。

 

 

最終フルラインナップ&タイムテーブル発表

デジタルアートの可能性を探求する総勢50組の国内外アーティストが登場する今年のMUTEK.JPの最終追加ラインナップは、まず、真鍋大度が京都大学/ATR(国際電気通信基礎技術研究所)の神谷之康研究室と共同制作したアートプロジェクト“dissonant imaginary”が追加発表された。音を聴くことで変化する視覚野・連合野の脳活動データを用いて画像を再構成する様子を可視化したオーディオビジュアル・インスタレーションを披露する事に!

また、Monolakeとしても知られるRobert Henkeによる時間軸と空間の概念を覆すリアムタイムのレーザー光線とパーカッシヴなオーディオで観客を意識的な瞑想状態にかけるレーザーインスタレーションライブも必見だ。

 

真鍋大度

黒川良一

梅田宏明

LADA

 

そして、アルスエレクトロニカ“Digital Musics & Sound Art部門ゴールデン・ニカ(大賞)など名誉ある賞を受賞し、カナダ・モントリオールのMUTEK20周年でも大絶賛のオーディオビジュアル・パフォーマンスを披露した黒川良一は「subassemblies」を日本初披露を行う。

加えて、振付家/ダンサー/ビジュアルアーティストの梅田宏明による圧巻のオーディオビジュアルライブ・ダンスパフォーマンス。その他、実験的なエレクトロニックサウンドを追及するアーティストDasha Rushとドイツ人プロデューサーLars HemmerlingによるLADAのライブセットや、ロンドンのダブステップレーベル”Hyperdub”主宰のKode9とアニマトリックスなどを手掛けたアニメーション監督の森本晃司によるオーディオヴィジュアルセットが予定されている。

 

Veronica Vasicka

Peter Kirn

Dramian

 

更に、世界中の熱心な音楽ファンから高い人気を誇るレーベル“MINIMAL WAVE”の主宰で、ニューヨークのアンダーグラウンドを牽引するVeronica VasickaDJセットで来日決定。インダストリアル系のニューウェイヴから厳選されたミニマルなシンセを抽出。80年代特有のキックドラム音に磨けをかけたハードなテクノセットを披露してくれることだろう。

また、音楽メディアCreate Digital Musicの創設者でミュージシャン/オーディオビジュアル・アーティスト/ジャーナリスト/エンジニアなどさまざまな顔を持つPeter Kirnが来日。加えて、20年近くのキャリアを持つアーティストでMUTEK Mexicoの創設者&ディレクターを務めるDamian RomeroことDramianも出演が決定。

その他、カナダ・モントリオールを拠点とするプロデューサーRAMZiは独特のトライバルなリズムと熱帯雨林サウンドでダンスフロアをジャングルへと変えてくれるだろう。

 

Ospiel

Seiho

 

フランスのサウンドアーティストであり韓国にルーツをもつOspielは、人工知能が音楽とコラボレーションする実験の場「AI Music Lab」の参加者で、音楽実験の成果をパフォーマンスする予定だ。

国内からは大阪出身の実験的プロデューサーSeiho、実力派プロデューサー3名による即興ライブユニットKuniyuki × Soichi Terada × Sauce81、サイケデリックバンドDachamboCD HATAAbleton認定インスラクターKOYASのデュオ、DJ MAARShigeoJDによるダンスユニットFake Eyes Production、野外フェスティバル“THE LABYRINTH”のオーガナイザーでもあるDJ SOなど、日本のダンスミュージック界を担うメンツも多数出演する

 

5日間パスポートを手に入れてすべてを体験しよう。

各プログラムごとのチケットも絶賛販売中。

今年のMUTEK.JPは計5日間に渡り、渋谷の7会場で様々なプログラム(有料・無料)が繰り広げられる。すべての有料プログラムに参加したい方へは「5日間パスポート」がおすすめだ。

全会場を自由に行き来できる。もちろんその他の各プログラム毎のチケットもお買い求めいただける。

芸術的なオーディオビジュアルライブの舞台を着席でご鑑賞いただける“A/Visions”2公演・有料)は、今年リニューアルオープンしたばかりの次世代エンターテインメントホール「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」にて。最先端の電子音楽とデジタルアートをクラブスタイルでお楽しみいただける“Nocturne”4公演・有料)は「渋谷ストリーム ホール」と「恵比寿リキッドルーム」にて開催。

 

最先端のテクノロジーアートを体感。

1211日(水)〜13日(金)の3日間、「渋谷ストリーム ホール」ではパフォーマンスだけではなくインスタレーション作品も展示。クリエイティブユニットtoe on netは光を使ったインスタレーション作品。平川紀道はグースの羽毛と地形のデータから計算によって形づくられる映像作品。

建築家、デザイナー、ミュージシャン、エンジニアによる日本のアーティスト集団NORは、ライフゲームアルゴリズム(生命の誕生、進化、淘汰などのプロセスを再現する簡易的モデル)によって様々なインクを自律滴下し、それらが混ざり合う際に起こる有機的な模様や形を描き出してゆくインスタレーション「dyebirth_observation」を展示する

ALife研究者集団オルタナティヴ・マシン社は「音のニッチ仮説」に基づき、その場の音環境に適応しリアルタイムにサウンドスケープを生成する試作機「ANH-00」を初公開。

 

カンファレンスやワークショップなどもお見逃しなく。

また、無料プログラムとして、1212日(木)&13日(金)は活発的なデジタルクリエイティヴな業界を紹介する国際展覧会「THIS IS QUEBEC x MUTEK」を「渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA」で開催決定。1213日(金)~15日(日)は「Digi Lab」と題してパネルディスカッション、キーノートプレゼンテーション、ワークショップなど数々の無料イベントが「渋谷ストリーム ホール4階」、渋谷のクリエイティブスペース「EDGEof」、渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階にオープンしたコミュニティスペース「SHIBUYA QWS」、「UltraSuperNew Gallery」でデイタイムに行われます。

詳しくはプログラム紹介とオフィシャルサイトで確認してみよう。
https://mutek.jp/

 

 

TITLE
MUTEK.JP 2019
(ミューテック ジェーピー 2019

DATE
20191211日(水)〜15日(日)

VENUE
Hikarie Hall / SHIBUYA STREAM Hall / LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) / LIQUIDROOM / EDGEof / SHIBUYA QWS / UltraSuperNew Gallery

 

FEE
MUTEK 5日間パスポート(23,000円)
*
各プログラムごとのチケットは各イベント詳細をご確認ください。
*
オールナイト公演は20歳未満ご入場できません。一部のプログラムは入場規制する場合がございます。あらかじめご了承ください。
https://mutek.jp/#tickets

 

PERFORMER

Akiko Nakayama [JP]
Alexis Langevin-Tétrault [CA/QC]
Alternative Machine [JP]
CD Hata x Koyas [JP]
Chloé Juliette [FR/JP]
Daito Manabe + Kamitani Lab [JP]
Dramian [MX]
Fake Eyes Productions [JP]
Falaises [CA/QC]
gadara [JP]
Hiroaki Umeda [JP]
Intercity-Express & Push 1 stop [JP+CA/QC]
Katimi Ai [JP]
Ken Furudate [JP]
Kode 9 & Koji Morimoto [UK+JP]
Konx-Om-Pax [UK]
Kuniyuki x Soichi Terada x Sauce81 [JP]
LADA (Dasha Rush & Lars Hemmerling) [RU+DE]
Line Katcho [CA/QC]
Mari Sakurai [JP]
Masashi Hirao x Saskiatokyo [JP]
Mayu Amano [JP]
Myriam Bleau [CA/QC]
nor [JP]
Norimichi Hirakawa [JP]
Oslon [KR]
Öspiel [FR/KR]
Peter Kirn [US/DE]
Push 1 stop & Wiklow [CA/QC]
RAMZi [CA/QC]
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY × Kyle McDonald [JP+US]
Risa Taniguchi [JP]
Robert Henke [DE]
Rrose [US]
rubi [DE]
Rutger Muller [NL]
Ryoichi Kurokawa [JP]
Sakura Tsuruta & asagi [JP]
Saskiatokyo [JP]
Sebu Hiroko [JP]
Seiho [JP]
SO [JP]
Toe on net [JP]
Veronica Vasicka [US]
VJ Manami [JP]
vōx [US]
Yosi Horikawa [JP]
Yuzo Koshiro & Motohiro Kawashima [JP]

主催
一般社団法人MUTEK Japan

特別協
KDDI株式会社

特別協賛
東急株式会社

協賛
23回文化庁メディア芸術祭、Canada Goose

助成
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

後援
カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所、アンスティチュ・フランセ東京、渋谷区、一般社団法人渋谷未来デザイン、渋谷エンタメテック推進プロジェクト

オフィシャルサイト
https://mutek.jp

 

MUTEKとは?

2000年にカナダ・モントリオールでスタート。最新のテクノロジーを駆使した電子音楽、オーディオヴィジュアル・アートの文化芸術活動の普及を目的とした非営利団体による芸術フェスティバルです。2019年はカナダ・モントリオールで20周年を迎え、820日〜25日までの6日間、25カ国以上から150組のアーティストを招聘し、100コンテンツのオーディオビジュアルライブパフォーマンス、デジタル・クリエイティビティに特化した国際的なカンファレンスを展開し、2万人以上を熱狂の渦に巻き込みました。MUTEKはモントリオール以外ではメキシコシティー、バルセロナ、ブエノスアイレス、ドバイ、サンフランシスコ、東京と世界7都市にて開催しています。最新鋭のデジタルアートに取り組むクリエイターを支援しながら、「MUTEK」の理念に沿ったアーティストのパフォーマンスを有名、無名、新人を問わず世界に送り出しています。