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rural 2016 世界標準のUnderground Open Air Party

 

大自然の中で世界のアンダーグラウンド音楽を小さなコミュニティで堪能する野外パーティ「rural 2016」が7月16日(土)~18日(月・祝)長野県東御市 「湯の丸高原」にて開催される。今年のRA Top 10 July 2016 Festivalsでは7位にランクイン。この世界標準のアンダーグラウンド・オープンエアーパーティーが発表している現時点のラインナップから、今年も大注目のパーティという事が確認できる。
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まずは実験電子音楽の第一人者 Mika Vainio が待望の初登場。1993年に結成されたIDM、エレクトロニカバンドPAN SONICのメンバーであり、2000年代後半からはソロ活動を行っている。2009年頃から”Raster-NOTON”、2010年頃には”comfortzone”、2013年には”Black First Petite”から名作「Kilo」をリリース。多くの楽曲は孤高、ダークかつシネマティック、病的な側面、攻撃的なリフなど、電子音楽の多くの側面を見せてくれる。PAN SONIC時代から様々なジャンルの融合、ビート緩急、絶妙な加工の歪んだノイズを見事に融合させる唯一無二、孤高のエクスペリメンタル・アーティストだ。


そして2015年の「rural」で圧倒的なステージを魅せてくれたORPHXのRich OddieとHurenのDavid Fosterの2人による新プロジェクト O/H。”Opal Tapes”からリリースされた強烈なインダストリアル・プロダクションもさることながら、2015年にはO/H名義でヨーロッパツアーを行っており、よりフロアライクなパフォーマンスでその懐の深さを感じさせた。今回日本デビューとなるベテラン2人によるO/H名義の化学反応が楽しみである。
 
また、ここ数年の日本のディープ&ヒプノティック・テクノブームを牽引する Cio DO’r が今年も「rural」に登場!2015年は”Semantica Records”からアルバム『all in all』をリリース。そのクオリティは高く、音楽性はますます深くなる一方である。日本のオーディエンスと「rural」のフロアを熟知するテクノ界の女王が今年はどのようなプレイを魅せてくれるのか乞うご期待。
 
さらに今年は Felix K がENAとのライブセット・ソロDJセットの2ステージを披露!「Blackest Ever Black」や「Hidden Hawaii」に代表されるような攻撃的で重厚なプロダクションが特徴である一方、ここ最近のDJセットはテクノ、自身のオリジナル作品、彼の原点であるドラム&ベースを見事に融合させている。Juno Plus Podcast 102に代表されるような非常にユニークかつ最高のテクノとして仕上げてくるだろう。RAでもそのセンスを評価されておりmix of the dayに過去4度も選ばれている。
 
国内で注目したいのがここ最近の Wata Igarashi のライブセットだ。ベルリンの「Berghain」をはじめ、ヨーロッパ主要クラブでのプレイを含め、ギグの数・質ともに今までとは大きく異なるからだ。今年はPeter Van Hoosenのコンピレーション『Stealth』や、Svreca主宰の”Semantica”、ここ日本でもDJ NOBU主宰の”Bitta”からEPのリリースを行い、その質の高さが世界から認められている。今後の日本のテクノ界を背負う男がライブセットで登場する。
 
さらに!Raster-NOTONから初の女性アーティストとなった KYOKA 。ここ数年のライブセットは圧倒的で、スタートから終わりまで全体を通してのグルーブと重厚かつ細かい音の粒子を堪能できるだろう。その他、ここ数年大きく注目を浴びているベルリン在住の DON’T DJ は2013年に”Diskant”からデビュー後”Travel by Goods”や”Berceuse Heroique”からリリース。有機的かつ変則ドラムは非常に中毒性がある。そして、ベルリンの地下レーベル”Nous”から作品をリリースし、goatやbonanzasのメンバーである YPY は実験音楽アーティストという言葉だけでは言いあらわせない非常に高音質でパワフルなパフォーマンスを行うことでも有名だ。
 
今年は新風も巻き起こる。“Organic Music”主宰。Discossessionの一員で、そのハードディガーな選盤眼でシーンに多大な影響を与えている Chee Shimizu が初登場。90年代前半からDJ活動を行いイタロディスコやコズミックをイチ早く日本に紹介したのは彼といって過言ではない。


そして、日本人アーティストの品質を世界に証明して行くうえで重要なポジションにいる GONNO もDJセットで登場!名門レーベル”Ostgut-Ton”からNick Hoppnerとの共作EP「Fantastic Planet」が今年7月にリリースを迎える。 さらに、名古屋の名門クラブMagoを拠点にblack cream主宰し、三重で自身のオープンエアパーティー「eleven.」を主宰する中部の雄 Apollo が初登場。
 
今年の「rural」は関東・中部からアクセスしやすく、長野県 軽井沢に近い標高1,800~2,000mの穏やかな山々に囲まれた「湯の丸高原」で開催。初夏の「湯の丸高原」は爽やかな亜高山帯気候で過ごしやすく、近隣に4つの日帰り温泉施設があるので旅の疲れを癒すこともできるだろう。
 
まもなくフルラインナップ、タイムテーブル、前夜祭について発表予定。今年も大自然を舞台にテクノ、ミニマル、インダストリアル、エクスペリメンタルなアーティストたちが轟音を響かせる。
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rural 2016
 
Date :
2016年7月16日(土)〜18日(月・祝)
※前夜祭 7月15日(金)詳細は後日発表
 
Access :
長野県 湯の丸高原
住所:〒389-0501 長野県東御市湯の丸高原
 
Performer :
Open Air Stage
Sendai Sound System (BEL)
Mika Vainio (φ,Blast First Petite | FIN)
Pearson Sound (Hessel Audio | UK)
O/H (Rich Oddie of Orphx & David Foster of Huren, Teste | CAN)
NEEL (Spazio Disponibile, Voices From The Lake | IT)
AOKI takamasa (Raster-Noton | JP)
Cio D’Or (Semantica Records | DE)
DJ NOBU (Future Terror, Bitta | JP)
Felix K (Desytopian | DE)
Solar (we are monsters | US)
Jane Fitz (Night Moves | UK)
Felix K and ENA (Hidden Hawaii | DE/JP)
Wata Igarashi (Midgar Records | JP)
Fis (Tri Angle Records | NZ/DE)
Chris SSG (MNML SSGS | JP)
 
Indoor Stage
DON’T DJ (Diskant, birdfriend | Berlin)-Live-
KYOKA (Raster-NOTON |Tokyo) -Live-
GONNO (International Feel | Tokyo)
YPY (goat, bonanzas, Nous | Osaka) -Live-
Sapphire Slows (NOT NOT Fun | Tokyo) -Live-
TAKAAKI ITOH (WOLS, RESIDENCE | Sendai)
Haruka (Future Terror | Tokyo)
diskonnected (smokemachine | Taipei)
KURO (Psyristor Trax | Tokyo) -Live-
hakobune (Tokyo) -Live-
Chee Shimizu (ORGANIC Music | Tokyo)
Apollo (black cream| Nagoya)
halptribe (phc | Kobe)
Stone Neck (S.I.N | Utsunomiya)
SlyAngle (melting bot | Tokyo)
KOBA (form. | Tokyo)
TAKAHASHI (VETA | Tokyo)
NAO (rural | Tokyo)
and more…!
 
Fee 
前売チケット(15,000円)
 
当日チケット(17,000円)
※前売が規定枚数に達しましたら当日券の販売はございません。
※駐車料金 及び テント・タープなど持込料金を含みます。
※7月16日(土)〜18日(月・祝)まで2泊3日の料金となります。