日本で4回目の開催となる電子音楽&デジタルアートの祭典 MUTEK.JP の詳細が徐々に明らかとなってきた。
渋谷の各所にて12月11日(水)〜15日(日)まで開催される本公演は、今年もデジタルアートの可能性を探求する日本と世界のアーティストが一挙集結。
独創的で革新的なオーディオビジュアルライブ、カンファレンス、ワークショップ、エキシビジョンをお届けする。
追加ラインナップ&各プログラムの詳細があきらかに!
真鍋大度が率いるRhizomatiks Research、振付家/ダンサーのMIKIKOが率いるダンスカンパニーELEVENPLAY、そして米国メディアアーティストのカイル・マクドナルドのコラボレーションによる最新ダンスパフォーマンス「discrete figures」の披露決定。
時間軸と空間の概念を覆すリアムタイムのレーザー光線と、パーカッシヴなオーディオで観客を意識的な瞑想状態にかけるRobert Henkeのレーザーインスタレーションライブ。
第22回文化庁メディア芸術祭で大賞を受賞した古舘健によるオーディオビジュアルショー。モダンテクノ〜ミニマル〜エクスペリメンタルを第一線で牽引するプロデューサーRroseによるライブセットなど、そのほかにも国内外の豪華ラインアップが加わった。
詳しくは各プログラムの紹介で確認してみよう。
5日間パスポートを手に入れてすべてを体験しよう!
各プログラムごとのチケットも発売開始
今年の MUTEK.JP は計5日間にわたって、渋谷の5つの会場でさまざまなプログラム(有料・無料)が繰り広げられる。
そのうち6つの有料プログラムすべてに参加したい方は「5日間パスポート」をご購入いただくと、全会場を自由に行き来する事ができる。もちろん各プログラムごとのチケット購入も可能だ。
芸術的なオーディオビジュアルライブの舞台を着席でご鑑賞いただける“A/Visions”(2公演・有料)は、今年リニューアルオープンしたばかりの次世代エンターテインメントホール「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」にて。
最先端の電子音楽とデジタルアートをクラブスタイルでお楽しみいただける“Nocturne”(4公演・有料)は「渋谷ストリーム ホール」と「恵比寿リキッドルーム」にて開催される。
カンファレンスやワークショップなど無料プログラムにつきましては、後日お知らせとのこと。さらなる追加出演者に期待しよう。
TITLE
MUTEK.JP 2019
(ミューテック ジェーピー 2019)
DATE
2019年12月11日(水)〜15日(日)
VENUE
Hikarie Hall / SHIBUYA STREAM Hall / LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) / LIQUIDROOM / EDGEof
FEE
MUTEK 5日間パスポート(23,000円)
MUTEK “A/Visions” 2日券(10,000円)
*各プログラムごとのチケットは各イベント詳細をご確認ください。
*オールナイト公演は20歳未満ご入場できません。一部のプログラムは入場規制する場合がございます。あらかじめご了承ください。
https://mutek.jp/#tickets
PERFORMER
Akiko Nakayama [JP]
Alexis Langevin-Tétrault [CA/QC]
Daito Manabe + Kamitani Lab [JP]
Falaises [CA/QC]
Hiroaki Umeda [JP]
Ken Furudate [JP]
Kode 9 & Koji Morimoto [UK+JP]
Konx-Om-Pax [UK]
LADA (Dasha Rush & Lars Hemmerling) [RU+DE]
Line Katcho [CA/QC]
Myriam Bleau [CA/QC]
Norimichi Hirakawa [JP]
Oslon [KR]
Push 1 stop & Wiklow [CA/QC]
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY × Kyle McDonald [JP+US]
Risa Taniguchi [JP]
Robert Henke [DE]
Rrose [US]
rubi [DE]
Ryoichi Kurokawa [JP]
Sakura Tsuruta & asagi [JP]
Yosi Horikawa [JP]
Yuzo Koshiro & Motohiro Kawashima [JP]
and more…
*Tim Hecker & The Konoyo Ensemble [CA+JP]はアーティストのやむを得ない事情で出演キャンセルとなりました。
主催
一般社団法人MUTEK Japan
特別協力
KDDI株式会社
特別協賛
東急株式会社
後援
カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所、アンスティチュ・フランセ東京
オフィシャルサイト
https://mutek.jp
プログラム紹介(有料)
Title
MUTEK.JP 2019 “Nocturne 1”
Date
12月11日(水)開場18:00/開演19:00
Venue
SHIBUYA STREAM Hall
Fee
前売4,000円、当日5,000円
Performer
Daito Manabe + Kamitani Lab [JP]
Akiko Nakayama [JP]
Norimichi Hirakawa [JP]
Myriam Bleau [CA/QC]
Push 1 stop & Wiklow [CA/QC]
Line Katcho [CA/QC]
Konx-Om-Pax [UK]
and more
MUTEK.JP 2019初日の夜は、カナダを代表するオーディオビジュアル・アーティストが登場!4つの光るコマでサウンドを操るデジタルアーティストMyriam Bleau。有機的なオーディオビジュアルを三次元で体験させてくれるPush1 Stop & Wiklow。作曲家でありオーディオビジュアル・アーティストのLine Katcho。
日本からは真鍋大度が京都大学/ATR(国際電気通信基礎技術研究所)の神谷之康研究室と共同制作したアートプロジェクト“dissonant imaginary”を披露。色彩と流動の持つエネルギーで生きている絵を出現させる中山晃子による作品「Alive painting」。コンピュータ・プログラミングによるリアルタイム処理を用いた映像音響インスタレーションを発表する平川紀道のソロ・パフォーマンス。イギリス・グラスゴーのミュージシャン/ビジュアルアーティストのKonx-Om-Paxが来日決定!
Title
MUTEK.JP 2019 “Nocturne 2”
Date
12月12日(木)開場18:00/開演19:00
Venue
SHIBUYA STREAM Hall
Fee
前売4,000円、当日5,000円
Performer
Kode 9 & Koji Morimoto [UK+JP]
Yuzo Koshiro & Motohiro Kawashima [JP]
Alexis Langevin-Tétrault [CA/QC]
Sakura Tsuruta & asagi [JP]
rubi [DE]
Oslon [KR]
and more
MUTEK.JP 2019 2日目の夜は、テレビゲーム音楽に縁のある豪華アーティストが出演。ロンドンのダブステップレーベル”Hyperdub”主宰のKode9が、『アニマトリックス』などを手掛けたアニメーション監督の森本晃司とオーディオヴィジュアルセットで出演決定。デトロイトテクノやシカゴハウスに影響を受けたテレビゲーム音楽の作曲家、古代祐三と川島基宏によるライブユニットは彼らが作曲したビデオゲームの名盤「Streets of Rage(ベア・ナックル)」のオーディオビジュアルを披露します。
また、カナダ・ケベックより独自の弦楽器でインダストリアルなオーディオビジュアルを表現するAlexis Langevin-Tétrault。未知のエレクトロニック・ミュージックを追求し続ける女性DJのrubi。韓国ソウルのアンダーグラウンドシーンで活躍するOslonが来日決定。バークリー音楽院を首席で卒業した新進気鋭の女性プロデューサーSakura Tsurutaは、ビジュアルアーティストasagiと自身初のオーディオビジュアルライブを披露します。
Title
MUTEK.JP 2019 “Nocturne 3”
Date
12月13日(金)開場19:00/開演20:00
Venue
SHIBUYA STREAM Hall
Fee
前売4,000円、当日5,000円
Performer
Ken Furudate [JP]
Yosi Horikawa [JP]
and more
MUTEK.JP 2019 3日目はエレクトロニックミュージック界の実験的アーティストに焦点を当てます。フィールドレコーディングで唯一無二の音楽を奏でるサウンドクリエイターYosi Horikawaのパフォーマンス。第22回文化庁メディア芸術祭で大賞を受賞した古舘健によるオーディオビジュアルショーなど。さらなる追加ラインナップにもご期待ください。
Title
MUTEK.JP “Nocturne 4”
Date
12月14日(土)開場/開演23:30
Venue
LIQUIDROOM
Fee
前売3,500円、当日4,000円
Performer
LADA (Dasha Rush & Lars Hemmerling) [RU+DE]
Rrose [US]
Risa Taniguchi [JP]
and more
MUTEK.JP 2019で唯一のオールナイトプログラムは「恵比寿リキッドルーム」で開催。実験的なエレクトロニックサウンドを追及する女性アーティストDasha Rushと、ドイツ人プロデューサーLars HemmerlingによるLADAがライブセットを披露。
さらに鬼才ならではのモダンテクノ〜ミニマル〜エクスペリメンタルを第一線で牽引するプロデューサーRroseによるライブセット。2018年より目まぐるしい活動で東京のアンダーグランドシーンにて旋風を巻き起こすRisa Taniguchiが出演決定。さらなる追加ラインナップにご期待ください。
Title
MUTEK “A/Visions 1”
Date
12月14日(土)開場17:00/開演18:00
Venue
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
Fee
前売6,000円、当日7,000円
Performer
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY × Kyle McDonald [JP+US]
Ryoichi Kurokawa [JP]
MUTEK.JP 2019で注目を浴びるであろう4日目は、真鍋大度が率いるRhizomatiks Research、振付家/ダンサーのMIKIKOが率いるダンスカンパニーELEVENPLAY、そして米国メディアアーティストのカイル・マクドナルドのコラボレーションによる最新ダンスパフォーマンス「discrete figures」を披露決定。機械学習テクノロジーとインタアクティブなダンスが混合する、この壮大なショーケースは創造性に富んだプロフェッショナルが集まった先駆的なパフォーマンスになります。
さらに、アルスエレクトロニカ“Digital Musics & Sound Art部門ゴールデン・ニカ(大賞)“など名誉ある賞を受賞。カナダ・モントリオールのMUTEK20周年でも大絶賛のオーディオビジュアル・パフォーマンスを披露した黒川良一が「subassemblies」を日本初披露。
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY × Kyle McDonald [JP+US]
Title
MUTEK “A/Visions 2”
Date
12月15日(日)開場17:00/開演18:00
Venue
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
Fee
前売6,000円、当日7,000円
Performer
Robert Henke [DE]
Hiroaki Umeda [JP]
Falaises [CA/QC]
MUTEK.JP 2019最終日はフィナーレを飾るにふさわしい豪華3組が登場します。時間軸と空間の概念を覆すリアムタイムのレーザー光線と、パーカッシヴなオーディオで観客を意識的な瞑想状態にかけるRobert Henkeのレーザーインスタレーションライブ「Lumière Ⅲ」は、2013年の発表以来、常にアップデートを繰り返されているプロジェクトの最新版です。
また「MUTEK.JP」初出演となる振付家/ダンサー/ビジュアルアーティストの梅田宏明による圧巻のオーディオビジュアルライブ・ダンスパフォーマンス。カナダ・ケベックから光の反射によるインスタレーションとビデオアートで独自のオーディオビジュアルライヴを披露する3人組Falaisesが出演決定。
Robert Henke Lumiere III photo by Andreas Gockel